小型ボディ※1に大口径ARC-Fレンズを搭載した高輝度レーザー光源モデルなど 4K HDRホームシアタープロジェクター3機種を発売

ソニーは、独自開発のディスプレイデバイス、ネイティブ4K SXRDパネル※2を搭載し、4Kの高解像度で、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応した高画質4K HDRホームシアタープロジェクター3機種を発売します。
今回発売の中で、『VPL-VW855』は、コンパクトな筐体を維持しながら、18枚のガラスレンズを使用した大口径4K「ARC-F(All Range Crisp Focus)」レンズを搭載し、画面の隅々まで歪みの少ない高精細な映像を表現します。
さらに、新機能「デジタルフォーカスオプティマイザー」の搭載により、レンズ性能の評価指標であるMTF※3を向上。レンズの収差を画面上の座標と画質のパターンから最適化することで、4K映像本来の美しさを忠実に再現します。レーザー光源による2,200ルーメンの高輝度かつ高コントラストな映像と、柔軟な設置性を両立した機種です。
商品名型名カラー発売日メーカー希望小売価格
4K HDRホームシアター
プロジェクター
『VPL-VW855』ブラック11月17日3,000,000円+税
『VPL-VW555』ブラック、プレミアムホワイト10月20日オープン価格
『VPL-VW255』
3機種は、ともに18Gbpsの高速伝送が可能で、4K放送に対応するためのHDCP2.2対応※4の入力端子を2系統装備しており、4K放送や4K配信の様々なコンテンツをお楽しみいただけます。
さらに、最大120コマまで映像のコマ数を補完して動きを滑らかに表現する4K「モーションフロー」に対応し、スポーツなど動きの速い映像も、より滑らかに映し出します。加えて、HDRコンテンツの再生時には、制作時の表現に近い階調処理に補正をすることで、暗部・明部をより豊かに表現します。
なお、『VPL-VW555』と『VPL-VW255』は、お求めやすく、また設置環境に合わせて選べるよう、本体にブラックとプレミアムホワイトの2色をそろえています。
ソニーは、4KやHDRに対応したプロジェクターの商品構成を拡充することで、高画質で臨場感ある映像を楽しめるホームエンタテインメント環境を提案していきます。
    『VPL-VW855』
  • ※1:VPL-VW855外形寸法(幅×高さ×奥行mm):560.0×223.0×510.5(レンズ含む。突起部含まず)。
  • ※2:ネイティブ4K SXRDパネル:「有効885万画素(水平4,096×垂直2,160画素)」を持つパネル。
  • ※3:MTF=Modulation Transfer Functionは、レンズ性能を評価する指標のひとつ。
  • ※4:HDCP=High-bandwidth Digital Content ProtectionはHDMIなどで映像伝送する際に用いられる著作権保護規格。HDCP2.2は4Kのコンテンツ保護を目的とした新しい規格。
共通の主な特長
独自のネイティブ4K SXRDパネル※2やデータベース型超解像処理LSIにより、高精細な映像表現を実現
4K SXRDパネル
4K SXRDパネル
独自開発の高画質ディスプレイデバイスである、ネイティブ4K SXRDパネル※2を搭載し、臨場感のある高精細な4K映像を投影します。さらに、HDの映像信号を高品位な4K映像に変換するデータベース型超解像処理LSI (リアリティークリエーション)により、コンテンツに合わせてデータベースから最適なパターンを照合、分類し、よりきめ細やかな4K映像信号を生成します。また、3Dコンテンツも4K解像度で臨場感豊かに楽しむことができます。
HDCP2.2※4、18Gbpsの入力信号(伝送帯域)に対応
4K放送に対応するためのHDCP2.2対応HDMI入力端子を2系統装備。4K放送・配信など、さまざまな4Kコンテンツを楽しめます。また、最大18Gbpsの高速伝送により、最新のHDMI規格である4K60p 4:4:4 各8bit、4:2:2 各12bitおよび4K24P 4:4:4 各12bitなどの高精細・大容量映像の入力が可能となり、鮮やかな色調と細やかな階調の映像をお楽しみいただけます。
4K「モーションフロー」に対応、なめらかな動画表現を実現
4K「モーションフロー」に対応し、残像低減とフレーム補完の2つの機能により、動きの速い映像もなめらかに表現することが可能になりました。映像の動きを滑らかに表現するためのモードを最大6種類※5からお選びいただけます。ネイティブ4K SXRDパネルの高解像と、4K「モーションフロー」の両立による高画質を実現します。
  • ※5:『VPL-VW855』『VPL-VW555』は6種類。『VPL-VW255』は4種類。
HDRコンテンツ再生時に明部、暗部を豊かに表現
プロジェクター視聴時に最適な階調処理の補正を施せる「HDRリファレンス」機能により、明部の豊かな階調表現を実現。HDR10モードと合わせて、暗部の表現もより深くなり、制作者の意図に近いHDR映像を再現できます。
『VPL-VW855』の主な特長
1. 「ARC-F」レンズを搭載※6しつつ、コンパクトボディを実現
「ARC-F」レンズを搭載※6しつつ、コンパクトボディを実現
本機は大口径4K「ARC-F(All Range Crisp Focus)」レンズを搭載しながらも、コンパクトな筐体を維持しています。18枚のレンズを使用し、フローティングフォーカス方式を採用。フォーカス時に2つのレンズ群を可動させることで、画面の中心部から周辺部、また、近距離投写時から遠距離投写時まで安定した結像性能を実現しました。さらに、4Kパネルアラインメント技術の採用に加え、レンズ素材には、緑/青/赤の屈折率の違いを考慮した特殊低分散ガラスを使用。色にじみの少ない鮮明な結像が得られます。
  • ※6:オプションとして、短焦点レンズ『VPLL-Z7008』を追加購入し付けることも可能です。(付け替えは販売店にて行います)
2. レンズ収差をデジタル補正する新機能「デジタルフォーカスオプティマイザー」を搭載
本機では、リアリティークリエーションの超解像に加え、デジタル処理でMTF※3を向上させる「デジタルフォーカスオプティマイザー」を搭載。スクリーンに投影される際に発生するレンズの収差を、画面上の座標と画質のパターンから最適化し、映像本来の美しさをより忠実に再現することで、画面の隅々まで精細感あふれる4K映像を提供します。
周辺部がぼやける 周辺部も高精細
デジタルフォーカスオプティマイザーにより事前補正
3. 高輝度2,200ルーメンのレーザーダイオード光源を採用
デュアルコントラストコントロール青色レーザーと蛍光体を組み合わせた独自開発のレーザー光源システムZ-Phosphorを採用し、2,200ルーメンの豊かな光量を実現します。ネイティブ4K SXRDパネルとの組み合わせにより、高輝度と高コントラストを両立し、全体の明暗の差が大きいHDRの映像も、暗い箇所から明るい箇所まで鮮明に表現します。
4. 「デュアルコントラストコントロール」でさらなる高コントラスト、暗部表現を強化
タイムラグなく、明暗が調整できるダイナミックレーザーライトコントロールに加え、高度なアイリスコントロール「アドバンストアイリス3」を用いた、「デュアルコントラストコントロール」を搭載※7。アイリスとレーザーコントロールは独自のアルゴリズムで制御されており、スムーズに切り替わります。宇宙の星や夜景内の建物など、暗闇と輝きをあわせ持つシーンでは、輝く部分を保ちながら、暗い部分をより黒く映し出し、被写体の立体感やディテール、映像の奥行き感をリアルに表現します。
従来機種
従来機種(左)と『VPL-VW855』(右)の比較 ※画像はイメージです。
 
デュアルコントラストコントロールの仕組み『VPL-VW555』 『VPL-VW255』 (上:ブラック、下:プレミアムホワイト)

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